炊き込み玄米ごはん

サカリレシピ

関西のうどん屋さんには、「かやくごはん」と呼ばれる炊きこみごはんがついてきます。以前東京の友人に、うどんとごはんを一緒に食べるの?と驚かれたこともありましたが、ちょっと多いかなぁ、ダイエットしなくちゃなぁ、と思っている時にも、つい定食を頼んでしまうのは、私がかやくごはん好きの関西人だからでしょうか。特別な材料は入っていないし、これとお味噌汁があればおかずがなくても大丈夫という、お母さんの奥の手みたいなごはんですが、やさしくてあたたかい味がします。具には食物繊維が豊富な根菜、そして玄米がはいって、栄養もいっぱい。炊飯器で簡単にできるのに、このごはんがうまく炊けると、なんだか一人前になったような気持ちがします。

材料(4人分)timer調理時間【15分】

  • 発芽玄米
    1パック
  • 2合
  • 油揚げ
    1/2枚
  • 干ししいたけ
    小4枚
  • にんじん
    小1/3本
  • ごぼう
    20cm分
  • 里芋
    小2個
  • こんにゃく
    1/2枚
  • 薄口しょうゆ
    大さじ1
  • お酒
    大さじ2
  • 小さじ1/2
  • きざみのり
    適量
  • ごま
    適量
  • 紅しょうが
    適量

作り方

  1. 米は炊く30分前に洗いざるにあげておく。鶏もも肉は小さく切り、油揚げは熱湯をまわしかけ縦半分に切ってから細かく切り、干ししいたけは戻し細切り、にんじんと里芋、こんにゃくも同じ大きさの細切り、ごぼうはささがきにして水にさらし、ざるにあげる。

  2. 炊飯器に発芽玄米と米を入れ、調味料と酒を加え、いつもの水加減にしてから、米の上に具を入れ、表面をならして炊き上げる。

  3. 炊きあがったら底からまぜあわせる。器に盛り、のりとごまをちらし、紅しょうがを添える。

すこやかポイント

第6の栄養素といわれる食物繊維は、ごぼうなどの根菜に多く、しいたけやこんにゃく、玄米にも豊富に含まれています。食物繊維には腸の壁についた老廃物を排泄し、コレステロールの値を下げ、血糖値の上昇を抑制する働きがあります。

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