長芋のコロッケ、茗荷のスープ

サカリレシピ

「薬膳」というと難しい知識と技術が必要なように感じますが、もとは医食同源。夏は体を冷ます食べ物、冬は体を温める食べ物をとることが基本。日本の家族でも親から子へ、祖父母から孫へと伝えられてきたことですね。健康を考え、ひと工夫した料理をつくることは薬膳料理の第一歩。それは体が本当に欲しているものを食べ、食材のもつ力を活かし、愉快においしく食べること。健やかな毎日のため、食卓に薬膳をとりいれましょ。

材料(4人分)timer調理時間【30分】※コロッケのみ

    長芋コロッケ

  • 長芋
    400g
  • 豚ひき肉
    100g
  • 干ししいたけ
    10g
  • ひじき(缶詰)
    40g
  • クコの実
    適量

A

  • しょうゆ
    大さじ2と1/2
  • みりん
    大さじ1と1/2
  • 大さじ1と1/2
  • 少々
  • 小麦粉
    適量
  • 溶き卵
    適量
  • バン粉
    適量
  • サラダ油
    適量

茗荷のスープ

  • 茗荷
    6個
  • チキンスープ
    200cc
  • 牛乳
    300cc
  • 薄口しょうゆ
    小さじ1/2
  • 適量
  • こしょう
    適量

作り方

長芋コロッケ

  1. 長芋は皮つきのまま4cm長さに切り、電子レンジもしくは蒸し器で蒸しあげる。熱いうちに皮をむいてつぶす。

  2. 干ししいたけとクコの実は水でもどし、干ししいたけは粗みじん切りにする。

  3. フライパンに油を熱し、豚ひき肉を炒める。色が変ったら干ししいたけとひじき、Aの調味料を加え汁気がなくなるまで炒めあわせる。

  4. 1に3とクコの実を加え、俵型にまとめ、小麦粉、とき卵、パン粉の順に衣をつける。180度の油で揚げる。

茗荷のスープ

  1. みょうがは半分に切り、水にさらしておく。鍋にみょうがとチキンスープを入れてゆでる。

  2. みょうががやわらかくなったら1をミキサーにかける。

  3. ボウルに移し牛乳を加え、塩こしょう、うす口しょうゆで味付けし、冷たく冷やす。

すこやかポイント

大豆

大豆にはタンパク質、脂肪などの基礎栄養素のみばかりでなく、体を調整し健康を維持する機能性成分が多く含まれています。機能性成分のおもな働きとして、レシチンの動脈硬化予防、サポニンの高脂血症予防、イソフラボンの骨粗しょう症改善などがあげられます。

長芋/薬膳

長芋

長芋には滋養強壮作用があります。薬膳では、消化を助け疲労をとり、気力を増し、筋肉をよくする食物とされています。

薬膳

クコの実は目の要薬といわれ、視力の低下・眼精疲労・ドライアイに効果があります。茗荷(みょうが)には熱を冷まし、毒を体外に出す働きがあります。

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