長芋のコロッケ、茗荷のスープ
「薬膳」というと難しい知識と技術が必要なように感じますが、もとは医食同源。夏は体を冷ます食べ物、冬は体を温める食べ物をとることが基本。日本の家族でも親から子へ、祖父母から孫へと伝えられてきたことですね。健康を考え、ひと工夫した料理をつくることは薬膳料理の第一歩。それは体が本当に欲しているものを食べ、食材のもつ力を活かし、愉快においしく食べること。健やかな毎日のため、食卓に薬膳をとりいれましょ。
材料(4人分)timer調理時間【30分】※コロッケのみ
- 長芋400g
- 豚ひき肉100g
- 干ししいたけ10g
- ひじき(缶詰)40g
- クコの実適量
長芋コロッケ
A
- しょうゆ大さじ2と1/2
- みりん大さじ1と1/2
- 酒大さじ1と1/2
- 塩少々
- 小麦粉適量
- 溶き卵適量
- バン粉適量
- サラダ油適量
茗荷のスープ
- 茗荷6個
- チキンスープ200cc
- 牛乳300cc
- 薄口しょうゆ小さじ1/2
- 塩適量
- こしょう適量
作り方
長芋コロッケ
茗荷のスープ
すこやかポイント
大豆
大豆にはタンパク質、脂肪などの基礎栄養素のみばかりでなく、体を調整し健康を維持する機能性成分が多く含まれています。機能性成分のおもな働きとして、レシチンの動脈硬化予防、サポニンの高脂血症予防、イソフラボンの骨粗しょう症改善などがあげられます。
長芋/薬膳
長芋
長芋には滋養強壮作用があります。薬膳では、消化を助け疲労をとり、気力を増し、筋肉をよくする食物とされています。
薬膳
クコの実は目の要薬といわれ、視力の低下・眼精疲労・ドライアイに効果があります。茗荷(みょうが)には熱を冷まし、毒を体外に出す働きがあります。