長芋のコロッケ、茗荷のスープ


調理時間 30分 エネルギー(1人分)260kcal
※コロッケのみ
「薬膳」というと難しい知識と技術が必要なように感じますが、もとは医食同源。夏は体を冷ます食べ物、冬は体を温める食べ物をとることが基本。日本の家族でも親から子へ、祖父母から孫へと伝えられてきたことですね。健康を考え、ひと工夫した料理をつくることは薬膳料理の第一歩。それは体が本当に欲しているものを食べ、食材のもつ力を活かし、愉快においしく食べること。健やかな毎日のため、食卓に薬膳をとりいれましょ。
健やかMEMO
大豆
大豆にはタンパク質、脂肪などの基礎栄養素のみばかりでなく、体を調整し健康を維持する機能性成分が多く含まれています。機能性成分のおもな働きとして、レシチンの動脈硬化予防、サポニンの高脂血症予防、イソフラボンの骨粗しょう症改善などがあげられます。

長芋/薬膳
長芋
長芋には滋養強壮作用があります。薬膳では、消化を助け疲労をとり、気力を増し、筋肉をよくする食物とされています。
薬膳
クコの実は目の要薬といわれ、視力の低下・眼精疲労・ドライアイに効果があります。茗荷(みょうが)には熱を冷まし、毒を体外に出す働きがあります。

おいしい作り方


材料(4人分)
長芋コロッケ
長芋400g
豚ひき肉100g
干ししいたけ10g
ひじき(缶詰)40g
クコの実適量
A
しょうゆ大さじ2と1/2
みりん大さじ1と1/2
大さじ1と1/2
少々
小麦粉適量
溶き卵適量
バン粉適量
サラダ油適量

茗荷のスープ
茗荷6個
チキンスープ200cc
牛乳300cc
薄口しょうゆ小さじ1/2
適量
こしょう適量
長芋コロッケ
  1. 長芋は皮つきのまま4cm長さに切り、電子レンジもしくは蒸し器で蒸しあげる。熱いうちに皮をむいてつぶす。

  2. 干ししいたけとクコの実は水でもどし、干ししいたけは粗みじん切りにする。

  3. フライパンに油を熱し、豚ひき肉を炒める。色が変ったら干ししいたけとひじき、Aの調味料を加え汁気がなくなるまで炒めあわせる。

  4. 1に3とクコの実を加え、俵型にまとめ、小麦粉、とき卵、パン粉の順に衣をつける。180度の油で揚げる。

茗荷のスープ
  1. みょうがは半分に切り、水にさらしておく。鍋にみょうがとチキンスープを入れてゆでる。

  2. みょうががやわらかくなったら1をミキサーにかける。

  3. ボウルに移し牛乳を加え、塩こしょう、うす口しょうゆで味付けし、冷たく冷やす。


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