ベトナム風生春巻き

サカリレシピ

生春巻きはベトナム料理店だけでなく、カフェや居酒屋、デパートのお惣菜メニューにも登場し、すっかりおなじみになりました。材料が手に入りやすくなり、家庭で手軽に作れるようになったのはうれしいですね。また生春巻きは、だれか来るときおだしすると、喜んでいただけるメニュー。ライスペーパーの透けた感じが涼しげで、夏のパーティには特におすすめです。サラダ感覚でいろいろな具をまくと、彩りはなやかに、楽しさがぐんと増します。

材料(4人分)timer調理時間【25分】

  • ライスペーパー
    8枚
  • 小えび
    8尾
  • 万能ねぎ
    5本
  • 豚薄切り肉
    100g
  • もやし
    1袋
  • きゅうり
    1本
  • サラダ菜
    8枚

ピーナッツソースたれ

  • ピーナッツソース
    大さじ2
  • ※ナンプラー
    小さじ2
  • レモン汁
    大さじ1
  • 砕いたピーナッツ
    大さじ2

ナンプラーたれ

  • ※ナンプラー
    小さじ2
  • レモン汁
    大さじ1と1/2
  • 豆板醤
    小さじ1
  • ※ナンプラーはベトナムやタイで使われている魚の醤油。日本のしょっつるでも代用できます。

作り方

  1. 小えびは塩を入れた熱湯でゆで、殻と尾をとり、半分に切る。同じ熱湯で豚肉もゆで、細切りにしておく。さらにもやしも同じ熱湯でさっとゆでザルにあげておく。

  2. 万能ねぎは12cm長さに切っておく。きゅうりは約4cm長さのせん切りにしておく。

  3. ライスペーパーを水にくぐらせ乾いた布巾に置く。ライスペーパーの手前の方にサラダ菜を1枚敷き、その上に、もやし、豚肉、きゅうりをのせる。

  4. ライスペーパーの両側を内側におり、手前からひと巻きしたら万能ねぎを2本片方だけ出るようにのせ、巻き終わりの少し手前にえびを2つならべる。

  5. 万能ねぎを巻き込みながら、しっかり巻いていき、最後のえびも巻き込む。たれの材料を合わせ、お好みのたれをつけて食べる。

すこやかポイント

ライスペーパーはベトナムで使われている食材です。米を水につけ、水とともに液状にしたものを沸騰した湯の鍋口に張った布の上にクレープ状に薄く伸ばし、天日で乾燥させ作ります。水でもどし、具を巻いて食べたり、具を包み油で揚げたり、焼いたり、そのまま食べたりもします。ベトナムのお米は細長いインディカ米、日本のお米は丸いジャポニカ米です。米にはアミノペクチンとアミロースという2種類のでんぷんが含まれており、インディカ米は弾力のあるアミノペクチンの組織を分断するアミロースの量が多いので、炊くとぱさぱさした感がありますが、ライスペーパーやベトナム麺「フォー」に適した米です。

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