ベトナム風生春巻き


調理時間 25分 エネルギー(1人分)180kcal
生春巻きはベトナム料理店だけでなく、カフェや居酒屋、デパートのお惣菜メニューにも登場し、すっかりおなじみになりました。材料が手に入りやすくなり、家庭で手軽に作れるようになったのはうれしいですね。また生春巻きは、だれか来るときおだしすると、喜んでいただけるメニュー。ライスペーパーの透けた感じが涼しげで、夏のパーティには特におすすめです。サラダ感覚でいろいろな具をまくと、彩りはなやかに、楽しさがぐんと増します。
健やかMEMO〜ライスペーパー〜
ライスペーパーはベトナムで使われている食材です。米を水につけ、水とともに液状にしたものを沸騰した湯の鍋口に張った布の上にクレープ状に薄く伸ばし、天日で乾燥させ作ります。水でもどし、具を巻いて食べたり、具を包み油で揚げたり、焼いたり、そのまま食べたりもします。ベトナムのお米は細長いインディカ米、日本のお米は丸いジャポニカ米です。米にはアミノペクチンとアミロースという2種類のでんぷんが含まれており、インディカ米は弾力のあるアミノペクチンの組織を分断するアミロースの量が多いので、炊くとぱさぱさした感がありますが、ライスペーパーやベトナム麺「フォー」に適した米です。

おいしい作り方


材料(4人分)
ライスペーパー8枚
小えび8尾
万能ねぎ5本
豚薄切り肉100g
もやし1袋
きゅうり1本
サラダ菜8枚
ピーナッツソースたれ
ピーナッツソース大さじ2
※ナンプラー小さじ2
レモン汁大さじ1
砕いたピーナッツ大さじ2
ナンプラーたれ
※ナンプラー小さじ2
レモン汁大さじ1と1/2
豆板醤小さじ1

※ナンプラーはベトナムやタイで使われている魚の醤油。日本のしょっつるでも代用できます。
  1. 小えびは塩を入れた熱湯でゆで、殻と尾をとり、半分に切る。
    同じ熱湯で豚肉もゆで、細切りにしておく。
    さらにもやしも同じ熱湯でさっとゆでザルにあげておく。

  2. 万能ねぎは12cm長さに切っておく。
    きゅうりは約4cm長さのせん切りにしておく。

  3. ライスペーパーを水にくぐらせ乾いた布巾に置く。ライスペーパーの手前の方にサラダ菜を1枚敷き、その上に、もやし、豚肉、きゅうりをのせる。

  4. ライスペーパーの両側を内側におり、手前からひと巻きしたら万能ねぎを2本片方だけ出るようにのせ、巻き終わりの少し手前にえびを2つならべる。

  5. 万能ねぎを巻き込みながら、しっかり巻いていき、最後のえびも巻き込む。
    たれの材料を合わせ、お好みのたれをつけて食べる。


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