鯛の桜ちらし寿司
調理時間 50分 エネルギー(1人分)380kcal
※鯛をしめる時間はのぞく
四季のよろこびを感じる春がやってきました。桜の花前線も近づいて、なんだかウキウキとしてきます。まだ肌寒いけれど、桜はそろそろ見ごろ。この桜ちらし寿司は、桜の樹の下でみんなでワイワイ食べるのもよし、おうちのテーブルでゆったりと味わうのもよし、お花見気分いっぱいで春を満喫できます。
健やかMEMO〜お酢〜
お酢は紀元前の頃からある調味料で、昔は医薬品として使用されていました。強い殺菌力と保存性を高める効果があり、その香りは食欲を増進させ、その効能は高血圧、動脈硬化、疲労回復などによいとされています。また食材に含まれるカルシウムを引き出す力があり、骨付きの魚や肉を調理するときに酢を使うと、効率よくカルシウムを摂取できます。さらにこわれやすいビタミンCを保護するのも、お酢の働きです。毎日のお料理にお酢を使うことは、体によく、おいしい秘訣です。
材料(4人分)
ごはん4人分
すし酢(市販)適量
鯛の昆布〆
刺身用鯛半身分
昆布2枚
塩適量
卵2個
桜の花の塩漬け16枚
ふき1〜2本
だし汁1カップ
薄口しょうゆ小さじ1
塩少々
干し椎茸4枚
酒大さじ1
みりん大さじ1
砂糖大さじ1
木の芽適量
鯛は1cm幅くらいのそぎ切りにし、まんべんまく軽く塩をふっておく。
バットに昆布をしき、1の鯛を並べ、その上にもう1枚昆布をのせ、2〜3時間冷蔵庫に入れ味をなじませる。
炊きたてごはんにすし酢を合わせ、すし飯を作る。
干し椎茸をもどし、軸をとり、鍋に椎茸のもどし汁、酒、みりん、砂糖を加え火にかけ煮含め、細切りにする。
桜の花の塩漬けは、水で洗い、半分はみじん切りにし半分は飾り用にのこす。
卵を割りほぐし、色づかないように焼き、細切りにし、錦糸卵を作る。
ふきは塩をふってまな板の上ですり、鍋の大きさに合わせ切り軽く塩茹でする。水にとり皮をむき5mm長さに切り、だし汁、薄口しようゆでさっと煮る。鍋底を水で冷やしながら、煮汁につけておく。
すし飯にふきと椎茸、みじん切りにした桜の花を混ぜる。うえに錦糸卵と、鯛の昆布〆、桜の花と木の芽を飾る。