意外と知らない?発酵と熟成の大〜きな違い
「植物生まれの酵素」が作られる過程で欠かせないのが発酵熟成。どちらも似たような印象ですが、じつはこの二つは全く別のものなんです。今回のこうそひろばでは、そんな発酵と熟成の大〜きな違いについてご説明します。
新しい成分を生み出すのが「発酵」!
発酵と熟成の違いは“微生物”が働いているかどうか。
微生物の働きで物質を作り出すことを発酵といいます。
食べ物をおいしくするのが「熟成」!
自身の分解酵素で分解されていくことを熟成といいます。
素材のタンパク質が分解されてアミノ酸が増える、つまりおいしくなるのが熟成なのです。
こたえ:どちらも正解!
「醗酵」を簡単にしたのが「発酵」なんです。
醗酵に入っている部首の「酉(とり)」は、鳥とは関係なく酒壺の意味があるんですよ。「醗」の字をみても、酒壺の中で発酵途中の泡がぷくぷくと発生している様子が想像できますね。