あなたは知ってる?植物生まれの酵素のちょっと珍し〜い素材
植物生まれの酵素には130種類以上の素材が使われていますが、その中には見慣れない名前の素材もあります。今回のこうそひろばでは、そんな“ちょっと珍しい素材”をクローズアップしてご紹介します。
お料理でよくみかけるあのハーブ!意外と身近な「タラゴン」
タラゴンは、フランス料理に欠かせないハーブの一種。セロリに似た香りがあり、洋風の料理によく使われるので日常でもよく目にするハーブです。
ハーブとして使われるようになったのは中世以降で、それ以前は薬草として利用されてきました。
胃腸の働きを活発にする働きがあり、食欲のないときに用いたりしていたほか、中世では虫刺されの薬としても使われていたそうです。
欧米ではとってもポピュラーな「パースニップ」
パースニップは、白ニンジンとも呼ばれる、ニンジンによく似た根菜です。
欧米ではよく使われる野菜のひとつで、スープや煮込み料理によく使われます。各種ビタミンやミネラルのほか、ビタミンCとEが豊富で、食物繊維もたくさん含まれているため、健康にいいと注目されています。
古代ローマ時代は野草として扱われてきており、“おいしいだけじゃないパワフルな野菜”として、今とても人気を集めています。
食欲そそるカレーの香り。あのスパイスが「丁子」です
丁子は、カレーのスパイスで有名なクローブの和名で、フトモモ科の木に咲く花のつぼみを乾燥させてつくります。バニラに似た独特の香りがあり、山椒のようなピリッとした刺激があります。そのため、香料や香辛料に使われ、スパイスとして親しまれています。
また、漢方薬としても重宝され、胃腸の働きを助けるものとして用いられています。