熱を加えずに乾燥することができる注目の乾燥製法「フリーズドライ」。
植物生まれの酵素にも使われるこのフリーズドライについて、詳しくご紹介します。
フリーズドライとは、凍らせた食品を真空状態にして水分を一気に蒸発させる「凍結乾燥」とも呼ばれる乾燥製法です。
日本には1960年代から少しずつ浸透し始め、インスタントコーヒーの登場と即席麺を中心に、爆発的に広まりました。
フリーズドライ製法の大きな特徴は、昇華現象を利用していることにあります。
固体が液体にならずにそのまま水蒸気になることを昇華といいますが、フリーズドライ製法は、この昇華現象によって素材の水分を乾燥させています。
まず、素材を凍らせて中の水分を氷にします。そこから気圧をどんどん下げて真空状態にします。水分が沸騰する温度、つまり沸点が真空状態では氷点下にまでなりますから、素材の中の水分はあっという間に水蒸気に変わります。
すると、素材から水分だけがすっかり抜け、フリーズドライ製品が出来上がります。
【嬉しいメリットその1】
真空状態で乾燥を促すため、熱による成分の劣化がありません。
だから、酵素など熱に弱いものを摂るにはフリーズドライが最適なのです!
【嬉しいメリットその2】
フリーズドライ製品は、素材の水分量が極端に低いため、防腐剤など不要な添加物を使わずにすむのです。
【嬉しいメリットその3】
水分が抜け切っているため非常に軽く、輸送性に優れているうえ、持ち運びにも便利です。
持ち運びに便利で長期保存も可能なため、最近では非常食にもよく使われています。
日本盛には、植物生まれの酵素のほかにもフリーズドライ製法を使った人気商品があります。
それが「日本盛のおみそ汁」!
天然だしの本格おみそ汁をフリーズドライにした、お湯を注ぐだけで飲める便利で手軽な一品です。
“朝のみそ汁医者要らず”そんな言葉もありますし、ぜひ毎日の朝食のお供にご利用くださいね。