発酵ってこんなにすごい!発酵のチカラ
そもそも「酵素」って何?
酵素とは、動植物の体内で作られるたんぱく質の一種です。消化や吸収、代謝や排泄といった身体の働きにかかわり、生きていくうえでなくてはならないものなのです。
発酵に欠かせないのが酵素
発酵とは、微生物や菌、「酵素」のチカラによって食べ物が分解されて変化することをいいます。この「酵素」は食べ物を変化させるための大切な仲立ち役。そのため、発酵するには酵素は欠かすことができない存在なのです。
たとえば、発酵食品でおなじみの「納豆」は、納豆菌が大豆を発酵させた食品ですが、納豆菌が作り出す酵素によって大豆のたんぱく質や脂質などを分解しています。そのおかげであの独特の粘りや食感、風味が生まれるのです。
酵素をとるなら発酵食品がおすすめ
「食物酵素」とよばれる食べ物に含まれる酵素は、生野菜や果物など生のものに多く含まれているといわれています。
たくさん食べたいところですが、サラダは身体を冷やしますし、生野菜や果物を大量に食べると、消化の面で心配です。
そこでおすすめしたいのが「発酵食品」。発酵食品は発酵によって成分がある程度分解されていますので、身体に負担がかかりにくいのです。