「猫にまたたび」で良く知られるまたたびですが、その名の由来は、昔疲れ果てた旅人がまたたびの実を食べたところ、また旅ができたから“またたび”。そんなお話しもあるほど、古くから健康や元気に役立てられてきたんですよ。

熊笹といえば、大きな葉っぱで笹餅やちまきを包む葉として有名ですよね。殺菌・抗菌作用があるので、おもちの保存性を高めるために昔から使われていますし、健康茶としても有名で、こちらも健康維持に長く愛されてきた植物なんです。

子供の頃、怪我をしたときに、よもぎの葉をもんで傷口につけた…という方も多いのではないでしょうか？殺菌作用があるのはもちろん、食べてもおいしいよもぎは、体に摂り入れる事でもさまざまな働きがあるんですよ。

びわの葉は、健康茶として親しまれているほか、化粧水としても有名ですし、昔は葉っぱをそのまま貼り付けて湿布代わりにした…なんて話もあるんですよ。“魔法の葉っぱ”と呼ばれるくらいの万能選手なんです。

アカメガシワは、古くからお腹の調子を整えるお茶として親しまれてきました。ちょっと聞きなれない名前ですが、昔はお薬の成分として使用されていましたので、私たちとは意外とお付き合いの長い植物なんですよ。